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品質の「門番」として
常に100点を追求する

尾内 祐樹

パワーエレクトロニクス事業部
2016年入社 生産工学部卒

品質管理

PROFILE

群馬県出身で千葉県内の大学へ進学。就職では群馬県に戻ってインフラ関係の企業に就きたいと思っていた中で、地域・人々の生活を支えているクシダ工業を選んだ。

01入社動機と現在の仕事

社会に役立つ仕事がしたいと思っていた

大学3年生のときのインターンシップで千葉県内の都市ガス会社に行きました。インフラの現場業務などを経験したことで、社会に役立つ仕事がしたいと考えました。クシダ工業は「電気・水・空気」のインフラに携わっている企業だったので、より社会に貢献できると感じたのです。

入社5年目になりますが、3年間、設計を経験して、4年目から品質管理課に異動しました。設計課では、主に電機制御機器や電気機器などを収める「制御盤」の図面を CADで描く仕事を担当しました。大学で精密回路などを学んだのですが、会社ではメーカーとしてより実務的で、より高度な知識が必要となったので1から勉強しました。「学問」でなくお客様の視点に立って考えていく「モノづくり」を学びました。

02仕事内容と今後の目標

クシダ工業の「門番」の役割を担っています

現在の品質管理は、設計、組立てを経て、仕上がってきた「盤」の最終検査をする場所です。塗装などの外装チェック、部品仕様、図面確認、最後に動作確認のテストを行い、合格したあとに出荷されていきます。図面、回路の内容が理解できないと検査ができないので、設計時代の知識が役立っています。出荷されたあとは現地での試運転に立会い、最終確認をしていきます。

動作確認では、各スイッチの確認、模擬信号送信による動作確認・反応などをシミュレーターに沿ってテストします。過去には、間違った電圧をかけてしまって煙が上がったこともあるので細心の注意が必要になります。不良動作を見逃して現場に納品されると、浄水場などのポンプが壊れてしまうこともありますし、施設機能が止まってしまいます。「大丈夫だろう」ではなく「絶対に大丈夫だ」にしなければいけません。テストで例えれば「80点」ではダメで常に「100点」が求められています。

時代に合わせた知識を常に身につけていってお客様の要望に沿った製品を無事に出荷できるように日々勉強しています。いまは小規模物件が多いですが、今後は大規模な製品を任されるように頑張りたいです。

03職場の環境・雰囲気

親身になって話を聞いてくれる人がたくさんいます

入社当初は施工管理を希望していましたが、研修で配電盤の設計に興味を持ちました。希望を出すときに自分で決められずに「自分にはどちらが合っていますか」と人事の方に相談して、最終的に設計になりました。配属がトップダウンで決まるのではなく、自分の希望を考慮してくれて、親身になって考えてくれるのもクシダ工業の良い点だと感じます。

電気工事、製造業の会社だったので怖い人がいるかもと思っていましたが、実際に入社してみると親切で気さくな人ばかりでした。いまの品質管理課は年上の方が多いですが、堅苦しい上下関係はなく、助け合える環境を作ってくれています。設計、製造の皆さんもフレンドリーで、いろんな相談ができます。部や課の枠を越えて、仕事の話ができる風通しの良さがあり、仕事をする上で働きやすい会社です。

MESSAGE

会社では知識や技術だけではなく、人とのつながりで仕事が進んでいきます。
仕事内容も大事ですが、やはり人が大切だと感じます。
就活のときは「仕事内容」と一緒に「人」を見ることで、会社全体が見えてくると思います。

PRIVATE

高校時代は野球部のエースピッチャーでしたが、今はなかなか運動ができず、食べ歩きが趣味です。「大盛り」が基本で、「デカ盛り」があれば迷わず注文します。最近は、本社近くの「極濃湯麺フタツメ」に行って衝撃を受けました。これからも群馬を食べ尽くしたいと思います。