多くの方に
育てていただいた自分が
今度は育てる番に
小野 真直
産業システム事業部
2009年入社 電気科卒
PROFILE
高校の先輩が毎年クシダ工業に入社していて安心感があった。高校3年生の夏休みに職場体験をして仕事内容に魅力を感じたのでお世話になることを決めた。
01入社動機と現在の仕事
太陽光発電に欠かせない製品を作る
高校は電気科だったので、学んだことを生かせる仕事を探していました。職場体験では八幡工場で配電盤の電気配線の手伝いをさせていただき、会社の雰囲気や具体的な作業を知ることができました。また、上司や先輩から会社や仕事の話を直接聞くことができたので自分が働くイメージができました。
入社4年目までは八幡工場で配電盤の電気配線の仕事を担当し、産業システム事業部に異動しました。いまは伊勢崎工場で太陽光発電には欠かせない製品である「変換器盤」を作っています。太陽光パネルで発電した「直流」の電気を、施設や家庭で使用できる「交流」に変える「パワーコンディショナ」と呼ばれるシステムです。ゴルフ場跡地や山間部などのメガソーラー施設で利用されています。ゴルフ場跡地には20〜30台の変換器盤を納めますが、すごく広いので検査ではカートで移動しています。
02仕事内容と今後の目標
ここまで育てていただいた恩を返したい
クシダ工業のメイン製品の一つである配電盤は各施設に合わせた受注生産であるのに対して、太陽光発電変換器盤は大手メーカー様からのご依頼を受けて量産しています。そこで事業部の主任として工程全体を任せてもらっています。品質を維持した上で、後輩たちが向上心を持って仕事ができるように気を配りながら教育しています。
ある時、大手メーカー様のご好意で工場に招いていただき、生産現場を見学させていただく機会がありました。業界最先端の生産体制や、環境改善の大切さを学びました。入社11年目、自分は会社やお客様に育ててもらったので本当に感謝しています。お世話になった人に恩返しをするためにも今後、この仕事をさらに支えていって会社の力になっていきたいと思います。
今後、太陽光発電事業がどんな方向に進んでいくかはわかりませんが、蓄電システムなどの可能性も模索しながらお客様と試作をしたりしています。
03職場の環境・雰囲気
チームワークの良い職場です
入社当時は、優しさと厳しさで指導していただきました。あのときがあるから今の自分があると思います。いまの事業部は20人前後で若い人も多いのでコミュニケーションを図りながら協力しています。静かに黙々と作業をするムードではなく、みんなでムードを作りながら仕事をしています。良いチームワークができていると思います。
後輩たちには資格を身につけてほしいので、クレーン、フォークリフト資格の受験スケジュールなども調整しています。ミス防止のために自分が教えたことを、後輩たちが実践して成長していく姿を見るのがうれしいですし、やりがいです。素直に聞いてくれる後輩たちばかりで、かわいいなあと思います(笑)。
MESSAGE
私は高校時代にクシダ工業の職場体験に来ましたが、職場、環境、人などすべてを見せてもらったので安心して入社することができました。実際に自分の目で確認して、自分が成長できる会社を見つけてほしいと思います。
PRIVATE
スノーボードが趣味なのですが、今シーズンは新型コロナウィルスの影響で行けていません。いまは自宅でできる筋トレにハマり1年間で9キロ痩せました。後輩にも薦めています。