仕事的にも人間的にも
成長できる会社
庄條 健雄
エンジニアリング事業部
2010年入社 工学部卒
PROFILE
福島県会津若松市出身で、大学は宮城県(仙台)。大学の就職課で地元福島県(郡山)に営業所があるクシダ工業を紹介してもらい、群馬のことは全く知らなかったが、会社の雰囲気、業務内容、土地も自分に合っていると感じ入社した。
01入社動機と現在の仕事
福島生まれ、東北育ちが高崎市へ就職
私は工学部の電気電子工学科専攻で電力制御や情報通信を学んでいました。クシダ工業は、IDIシステム(上水道施設の監視制御システム)を自社開発していて、大学で学んだことが生かせると思い志望しました。
入社1年目は工務課で電気工事の現場を担当し、その後2~3年目はIDI(監視制御)システム担当、4年目はサービスセンターの担当になり、5年目から出身地の福島県・郡山営業所へ異動。地元で4年間働き、家族の関係で高崎市の本社に戻ってきました。地元で働く環境を用意していただきながら、個人的な希望を受け入れてくれて、再び本社へ戻してくれた会社には感謝しています。
02仕事内容と今後の目標
地域の水を守る大切な仕事
今は本社統括部所属で施工管理の仕事をしています。私が担当しているのは、水道施設の流量などを確認する監視制御システムの構築・工事管理です。監視制御システムは、浄水場で配管などに異常があると流水などに変化が出るのですが、それらをデータで管理する仕組みです。人の目ではなく、データを測定することによって施設の異常を事前に察知し、対応することができます。地域の水を守る大切な仕事です。
私はいろいろな部署を経験してきましたが、印象に残っているのは入社3年目の宮城県での仕事です。東日本大震災の復興業務で、高圧受電設備(キュービクル)、発電機を更新する業務の施工管理でした。国土交通省の復興支援の仕事だったため普段よりも多くの書類作成があり、夜な夜な書類作成に追われていました。そのときに近くの現場にいた先輩が手伝いにきてくれたり、アドバイスを送ったりしてくれました。震災後の仕事だったこともあり、工事が終わったときには満足感がありました。あの仕事を乗り越えたことで、一人前になれた気がしました。
入社から10年が経ち、教えてもらう立場から教える立場になっています。インフラに携わっている責任として、単に工事を完了させるだけでなく、その先にいる地域の方々の暮らしを守り、さらに良いサービスが提供できるようにしていきたいと思います。
03職場の環境・雰囲気
フレンドリーで働きやすい環境
建築設備業は、「厳しい」というイメージがあったのですが、どの先輩も親切で、建築設備業の印象は180度変わりました。県外から来て右も左もわからない私に対して、みなさんがフレンドリーで働きやすい環境を作ってくれていました。仕事をしっかりとした上で、普段は明るく楽しくというようなメリハリがあります。自分にとっては仕事がしやすい環境です。
また仕事の技術や知識が身につくのはもちろんですが、いろいろな経験を積ませてもらうことで人間的に成長できると思います。単に工事を終わらせるのが目的ではなく、その先にある地域の暮らしを考えていくことも求められていると感じます。そのためには「技術」と「人」の両面での成長が欠かせません。私自身もさらに知識を蓄えつつ、後輩社員、お客様から信頼される社員になっていきたいと思います。
MESSAGE
私は、大学4年生のときに仙台から電車を乗り継いで、
まったく知らない高崎市まで来たことでクシダ工業を知ることができました。
「百聞は一見にしかず」ということわざもありますが、
実際に行動することで新しい世界が見えてくると思います。
PRIVATE
趣味は食べ歩きです。同僚や先輩から教えてもらったラーメン店などを、妻と一緒に巡っています。佐野ラーメンを食べに栃木県へ行ったり、高崎・前橋の有名店へ行ったりしています。最近は前橋の「拉麺しのざき」の塩ラーメンが気に入っています。